iDeCo(イデコ)とは、私的の年金を貯める制度です。
さらに、会社員であれば現役時に掛金に応じて税制優遇が受けられます。
今はスマホを使えば申し込みも楽ですが、初めての方は不安があるでしょう。
「ネット証券の口座開設方法が分からない」
「開設にどのくらいの日数が必要なのだろう」
「口座開設に必要なものは?」
などの疑問があるのではないでしょうか?
この記事では、実際にスマホを使った書類の申し込み方を画像で紹介します。
そして、記入する書類についても画像を使って説明します。
SBI証券のメリットについては以下をご参照ください。
iDeCoを始めるならSBI証券か?楽天証券か?どっちがオススメ?iDeCo(イデコ)口座をスマホで申し込み
SBI証券は、証券口座を開設しなくてもiDeCo口座は開けます。
すなわち、iDeCoだけの口座開設ができるのです。
余計に株などを購入する口座を開設する必要がありません。
もちろん、株などにも興味があれば証券口座を同時に開設しても問題ありません。
iDeCoの口座を開く順番は以下になります。
- スマホで申し込み書類の依頼
- 申し込み書類の記入と勤務先への提出
- 必要書類の返信
- 国民年金基金連合から各種通知を受け取る
- 加入者サイトの設定
この記事では上記1~3までをお届けします。
まずは、スマホの申し込み書類の依頼について紹介します。
スマホで申し込み書類の依頼
まずは、iDeCo(イデコ)の申し込み書類の申請をスマホで行います。
お客様情報として以下の入力を順番にしていきます。
なお、画面は2023年1月時点のものです。
- 名前の入力
- 性別の入力
- 生年月日の入力
- 電話番号の入力
- メールアドレスの入力
- 職業の入力
- iDeCo(イデコ)に移す年金資産の有無
- 入力内容の確認
- 最後の申し込み確認
では、順番にスマホ画面で紹介します。
1.名前の入力
2.性別の入力
3.生年月日の入力
4.電話番号の入力
5.メールアドレスの入力
6.職業の入力
7.iDeCo(イデコ)に移す年金資産の有無
8.入力内容の確認
9.最後の申し込み確認
以上が、スマホを使った申し込み書類の依頼画面でした。
申し込みを行ってから1週間くらいで書類が届きます。
申し込み書類の記入と勤務先への提出
1週間後くらいに、封筒に入った申し込み書類が届きます。
封筒に中身には以下の4つが入っていました。
- 事業者用の書類(勤務先に記入してもらう)
- 加入者用の書類(本人が記入して申請する)
- iDeCoの案内ガイド
- 返信用封筒(全ての記入が終わったら書類を返信する)
スマホの申し込み時に、職業の選択があったと思います。
そのとき、第2号被保険者(会社員)を選択すると事業者(勤務先)に記入してもらう書類が同封されます。
詳しく中身を見てみましょう。
勤務先に提出する書類
最初は、勤め先に提出する申請書です。
本人が記入する主な項目は以下になります。
・基礎年金番号
・毎月の掛金
基礎年金番号とは、年金手帳に書いてある番号です。
年金手帳は、勤め先が預かっている場合と個人で管理している場合がありますので、先に確認しておきましょう。
掛金の金額もここで記入する必要があります。
事前に何の商品を購入して掛金をいくらにするか決めておきましょう。
せっかく時間をかけてiDeCo口座を開設するので、1万円以上は設定しておきましょう(掛金は最低5千円以上が決まり)。
iDeCoの商品選びと掛金に悩んだら以下の記事をご参照ください。
SBI証券でiDeCoを始める方にセレクトプランの商品配分をご紹介! iDeCoで老後資金を貯めるのに毎月の掛金はいくらがいいの?あとは、勤務先に提出して記入してもらう項目が並んでいます。
加入者書類の中身
次に、加入者が記入する書類についてです。
全部で3ページあります。
まず、1枚目の加入申出書には以下の情報が必要です。
・基礎年金番号
・掛金引き落とし口座情報
・事業所(勤め先)情報
ここでも、基礎年金番号が必要になります。
iDeCoの掛金を引き落とす口座情報を記入します。
勤務先の記入には事業所番号が必要です。
事業所番号は、勤め先に提出する「事業者用」書類を提出した後に記載されるものを転記します。
2枚目は、口座情報を記入する書類です。
記入する金融機関の届け出印鑑が必要になります。
最後が、加入者の本人確認書類の貼り付け台紙です。
まとめ
今回は、スマホでiDeCo(イデコ)口座の申し込みについて書きました。
筆者の場合は企業型DCを上限金額まで行っていることから、iDeCo口座の開設は出来ない状況でした。
実際に手続きをすると結構時間がかかるようです。
同封されていたiDeCo案内ガイドによると、口座開設までに3か月くらの日数が必要だそうです。
ただ、それだけの価値があるのがiDeCo(イデコ)だと思っています。
下記のことがiDeCo(イデコ)のメリットです。
・私的年金の運用
・現役時代と受取り時の税金優遇
つみたてNISAよりも、手厚い税制優遇がポイントです。
今後、ご自身の年金だけでは不安がある方はiDeCo(イデコ)にトライしてみることをオススメします。