ちょっと待った!楽天証券で「つみたてNISA」するならオススメ銘柄はこれだけ!

「つみたてNISA」を始める方は確実に増えています。

日本証券業協会によると、2018年に開始した「つみたてNISA」は2020年末から2021年6月末までに口座数が52%も増加しているとのことです。

「つみたてNISA」は途中解約も出来るので、老後資金のためだけではなく、子供の将来や住宅リフォームなどの資金を貯めるためにも活用できます。

そんな中で、新規口座開設№1の楽天証券に「つみたてNISA」の口座を開く方は多いでしょう。

ただ、実際に楽天証券で「つみたてNISA」の口座を開くと、対象となる商品(投資信託)が多いので、どれを選択したら良いのか悩みます

楽天証券で購入できるつみたてNISAの商品(投資信託)は177本もあるので、初めての方は中々決められません。

たくさんある商品の中で、オススメ銘柄は「eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)」「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」の2つです。

  • eMAXIS Slim全世界株式(除く日本):世界中の株式に分散投資している商品
  • eMAXIS Slim米国株式(S&P500):世界経済をけん引している米国企業に投資している商品

リスクを低くして利益確保する「eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)」と、伸びる市場で利益を重視した「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」を組み合わせることで、長期投資に対して収益を期待できます。

これら2つを選んだ理由を、次の項から詳しく説明します。

楽天証券で「つみたてNISA」銘柄を選ぶ基準

楽天証券の「つみたてNISA」には、業界トップクラスの177本の商品(投資信託)があります。

その内訳は、インデックスファンドが160本、アクティブファンドが17本です。

インデックスファンドとは
日経平均、ニューヨークダウなどの特定の指数に合わせて運用する投資信託。機械的に運用するだけなので低コスト。

アクティブファンドとは
運用会社が調査や判断をして売買する投資信託。独自に決めた指数以上の成績を目指し、コストはインデックスファンドより高め。

詳しくは以下の記事で説明していますので、参考にしてください。

つみたてNISAのインデックスファンド選びは指数(インデックス)が大事!つみたてNISAのインデックスファンド選びは指数(インデックス)が大事!

初めて投資信託を購入するのであれば、「インデックスファンド」が良いでしょう。

理由は、以下になります。

  • コスト(信託報酬)が低い
  • 値動きが小さいことから、リスクも少ない

長期投資においては、コストの低さが利益に反映されます。

同じカテゴリーの商品に0.1%のコスト差があれば、低いものを選ぶ方が良いです。

また、「アクティブファンド」の一部はコスト(信託報酬)が高い割に、インデックスファンド程の成績が出ていないものがあります。

選ぶにはそれなりの見極めが必要になるので、初めての方がアクティブファンドを選ぶのは難しいです。

では実際に、投資市場ごとに楽天証券で購入できるインデックスファンドの商品を見ていきましょう。

楽天証券「つみたてNISA」における投資市場ごとの銘柄リスト

楽天証券のつみたてNISA口座で購入できる商品を、投資市場ごとに分けて比較してみます。

比較する点としては、以下の4つがあげられます。

  1. 信託報酬:長期投資ではもっとも重要で収益に関わる
  2. 日本株を含まない:急激な高齢化と人口減によって経済の上昇が期待できない
  3. 純資産額:金額が低いと運用停止(繰上償還)の可能性あり
  4. 上昇率:販売してから現在までの基準価格の上昇率

繰上償還とは
純資産額が小さいと運用を途中で止めること。条件によるが、30億円~100億円以上あれば安心。

上昇率は、商品ごとに販売時期が異なっているので、過去何年の数字かを追記しています。

以下から、投資市場ごとに信託報酬が低い順に並べて表にしました。

全世界株式

世界各国の株式に投資している代表的な商品の比較です。

銘柄信託報酬純資産額上昇率
SBI・全世界株式インデックスファンド0.1102%340億円47%
(3年間)
eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)0.1144%826億円50%
(3年間)
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)0.1144%2,719億円49%
(3年間)
たわらノーロード全世界株式0.132%9億円42%
(2年間)
野村つみたて外国株投信0.209%405億円55%
(4年間)

信託報酬が一番低い商品をオススメしていますが、「SBI・全世界株式インデックスファンド」は避けた方が良いと考えます。

残念ながら、日本経済は人口減少で停滞が長引くと予想されるので、日本を含まない商品の方が今後は伸びるでしょう。

よって、ここでのオススメは「eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)」です。

先進国株式

先進国の株式に投資している代表的な商品の比較です。

銘柄信託報酬純資産額上昇率
SBI・先進国インデックスファンド0.1022%69億円41%
(2年間)
eMAXIS Slim先進国株式インデックス0.1023%2,400億円71%
(4年間)
ニッセイ外国株式インデックスファンド0.1023%3,139億円130%
(8年間)
たわらノーロード先進国株式0.1099%1,368億円91%
(6年間)
i-SMTグローバル株式インデックス0.209%5億円64%
(4年間)

信託報酬が一番低いのは「SBI・先進国株式インデックスファンド」ですが、日本株を含んでいるのでオススメできません。

日本株が含まれていない「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」と「ニッセイ外国株式インデックスファンド」がオススメ候補となります。

その中で、「eMAXIS Slimシリーズ」は今後も最安の信託報酬を目指すことを宣言しており、過去に値下げをしています。

よって、ここでのオススメは「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」です。

米国株式

米国の株式に投資している代表的な商品の比較です。

銘柄信託報酬純資産額上昇率
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)0.0968%6,198億円59%
(3年間)
楽天・全米株式インデックスファンド0.162%3,424億円47%
(4年間)
つみたて米国株式(S&P500)0.22%8億円16%
(1年間)
Smart-i S&P500インデックス0.242%16億円41%
(1年間)
i Free S&P500インデックス0.2475%335億円69%
(4年間)

こちらでは全カテゴリーで信託報酬が一番低い、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」が設定されています。

また、価格上昇率も他のカテゴリーの過去3年同士で比較しても、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」の上昇率が59%とトップを確保しています。

よって、間違いなく「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」がオススメです。

日本株式

日本の株式に投資している代表的な商品の比較です。

銘柄信託報酬純資産額上昇率
eMAXIS Slim国内株式(日経平均)0.154%147億円31%
(3年間)
Smart-i TOPIXインデックス0.154%24億円39%
(4年間)
eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)0.154%399億円35%
(4年間)
ニッセイ日経平均インデックスファンド0.154%271億円74%
(5年間)
i Free TOPIXインデックス0.154%60億円60%
(5年間)

日本株式の市場において、信託報酬が一番低い(0.154%)商品は7つありました。

日本株式の商品は、個人的にオススメしません。

過去からの日本の株価と米国の株価を比較すると良く分かります。

出典:マネックス証券

上記のグラフは、1993年から2019年までの日本と米国の株を比較したものです。

日本の株価は低空飛行で、今後も急激な高齢化と人口減少により、残念ながら株価の明るい見通しはありません。

よって、日本株に投資している商品よりは、海外株に投資している商品をオススメします。

楽天証券「つみたてNISA」における銘柄の比較結果

ここまでで、4つの投資市場で商品を比較してみました。

各市場で信託報酬が低い商品は、まとめると以下のようになります。

市場銘柄信託報酬純資産額上昇率
全世界株式eMAXIS Slim全世界株式インデックスファンド(除く日本)0.1144%826億円50%
(3年間)
先進国株式eMAXIS Slim先進国株式インデックス0.1023%2,400億円71%
(4年間)
米国株式eMAXIS Slim米国株式(S&P500)0.0968%6,198億円59%
(3年間)
日本株式eMAXIS Slim/Smart-i/ニッセイなど計7本0.154%

上記の表から、日本株式の商品は他と比較すると信託報酬も高めなので、オススメからは外します。

オススメは「eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)」と「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」の2つです。

安全を考慮して各国の株式に分散投資している「eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)」と、今後も利益を期待できる米国企業に投資している「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」が選択理由になります。

「eMAXIS Slim先進国株式」も加えて3つにする手もありますが、つみたてNISAは資金の上限が決まっているので、効率的に利益を稼ぐなら2つくらいが良いでしょう。

次項から、オススメしている2つの商品について中身を紹介します。

eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)

日本を除く世界主要国の株式に投資している商品です。

各国への分散比率は以下となっています。

出典:eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)の目論見書

半分以上はアメリカが占めていますが、これは世界経済をけん引している証拠です。

これらの国々の比率は、世界の景気動向の中で見直されており、今後も少しづつ変わっていきます。

すなわち、各国に分散投資していることで、リスクの低減を図っている商品です。

また、新興国に13.9%の投資をしているので、新興国だけに投資するよりも安全に投資できる商品です。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

アメリカの代表的な株価指数(S&P500)に連動する商品です。

「S&P500」とは、アメリカを代表する500社の株式を対象としている指数です。

組入れされている上位10社は、以下のようになっています。

企業名
(敬称略)
業種比率
アップルテクノロジー・ハードウェア5.7%
マイクロソフトソフトウェア・サービス5.2%
Amazon小売り4.0%
FACEBOOKメディア・娯楽2.1%
アルファベットAメディア・娯楽1.9%
アルファベットC メディア・娯楽 1.9%
BERKSHIRE HATHAWAY各種金融1.4%
テスラ自動車・自動車部品1.4%
JPMORGAN銀行1.3%
ジョンソン&ジョンソン医薬品・ライフサイエンス1.2%
出典:eMAXIS Slim米国株式の目論見書

一度は聞いたことある企業が、組入れされていることが分かると思います。

さらに、成長が期待できる企業が入っているので、今後も値上がりに期待できます。

まとめ

「つみたてNISA」では、金融庁の審査を受けた長期投資に最適な投資信託(商品)が購入対象となっています。

しかし、将来の成績までは保証していません。

すなわち、ご自身で将来に期待する商品を選ぶことになります。

そういった中で、楽天証券で「つみたてNISA」を始める方へのオススメ商品は以下の2つです。

eMAXIS Slim全世界株式(除く日本):世界の国の株式に投資
eMAXIS Slim米国株式(S&P500):米国を代表する企業500社に投資

「eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)」は全世界株式のカテゴリーにおいて、信託報酬(コスト)が低く、株価が低迷する日本が入っていないことからオススメしています。

同時に、世界の国々に分散投資しているので、低リスク商品として取り上げました。

「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」は米国株式のカテゴリーにおいて、信託報酬が低く、今後の値上がりも期待できることからオススメしています。

上限金額が決まっている「つみたてNISA」において、この2つを購入することで以下の役割分担が可能です。

・リスク管理をして安全に利益確保⇒「eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)」
・勢いのある市場で利益優先⇒「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」

リスク管理と利益優先の2つの商品をそろえることで、将来に向けて「つみたてNISA」の資金を増やせることが出来ると思います。

これから楽天証券で「つみたてNISA」の口座開設を行う方や、すでに口座開設をされていて何を購入しようか悩んでいる方に、今回の記事がお役に立てれば幸いです。

新規口座数No.1 楽天証券

楽天証券なら楽天カードのポイントが貯まります

上部へスクロール